三代目 大橋弌峰(おおはしいっぽう)

  • 三代目 大橋弌峰(おおはしいっぽう)

    家宝として受け継いでゆく
    京都で紡ぐ、幼子への証。

作家情報

名前

三代目 大橋弌峰(本名:大橋義之)

工房名

有職京人形司 大橋弌峰

HP

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所属団体

京人形商工業協同組合・一般社団法人日本人形協会京都支部


プロフィール

京都生まれ、京都在住。 京人形界の代表的職人、二代目大橋弌峰を父にもつ三代目。 近年の生活様式の変化にともない、伝統工芸品など手工業品の本物の良さを感じる機会が減少する中、私ども職人は現代の多様なニーズを把握した独自の商品作りや新たな情報発信が重要であると考えています。 手工業で製造したぬくもりのある「雛人形」「五月人形」を通じて、祖父母から両親へ、両親から子供達へと、伝統的な行事・風習や日本の古き良きもの「絆」を伝えていける環境を作ることが私の使命だと考えています。 そのため、人形製作だけでなく小学生、地方の中高生に京人形の歴史や製作体験などの講義を行っています。 また、国内外のTV取材や来日外国人向けの工房見学を通じて、海外にも日本の伝統文化の周知活動を積極的に行っています。

こだわりなど

大橋弌峰の雛人形は、出来上がるまでに全部で三千にものぼる工程があります。
衣裳製作過程において、裁断はもちろん、細かい衣装を幾重にも重ねての縫製など、仕立て上がりまでには大変な力が要ります。
大半は男性の熟練職人の手によって装束に仕立てられ、腕折(かいなおり)を経て精緻な人形に仕上っていきます。
経済産業大臣指定伝統工芸品 伝統工芸士、節句人形工芸士の認定資格者の職人達が、工程一つひとつに伝統工芸技術と愛情を注ぎ、京雛の継承に従事しています。

沿革

昭和47年

京都に生まれる

昭和52年

二代目大橋弌峰に師事

平成20年

京都府 京の若手職人「京もの認定工芸士」認定

平成22年

経済産業大臣指定伝統工芸品 伝統工芸士認定

平成28年

京都伝統工芸協議会 文化財保存修復セミナー過程終了

令和元年

京都市伝統産業「未来の名匠」認定

ギャラリー

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