2020/10/10
5月5日の端午の節句には鎧や兜を飾る風習がありますが、しきたりについて意外と知らないことが多いと思います。
そもそも人形と名の付くものには穢れを移して厄災から逃れるという側面もあって、いわば五月人形は男の子のお守りのようなものです。
ですから大人に成長した段階でその役目は終わっていて身代わりの役目はないと考えられています。
その役目が終わった五月人形をお子様やお孫様に引き継ぐのは良くないこととされています。
時代によっても五月人形の大きさやスタイルは大きく変化していて、初節句を迎えるお子様へは新しい五月人形を飾ってお祝いすることをお勧めいたします。