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FAQ

雛人形(ひな人形)の由来

奈良時代に病気等、悪いことから身を守るおまじないの一つに紙や草木などで人の形をしたものを作り、これで体を撫でて病気や災いを移し、川に流す儀式がありました。これが「流しびな」という風習になり、お雛様の先祖になったといわれています。ひな菊・ひなげしなど「ひな」と付くものは可愛いものばかりですが、平安時代に貴族のお姫様たちの間でお人形遊び「ひいな遊び」が大流行しました。きっと可愛い人形だったんでしょう。(ひいなはひなの古語)現代の雛祭りのお雛様は奈良時代の「おまじないの儀式」と平安時代の「ひいな遊び」が長い間に結びついて生まれたものです。

雛人形にはどんな種類があるの?

親王飾り
男雛と女雛を中心に、後ろに屏風を立て、 両脇に雪洞(ぼんぼり)を配したシンプルな飾り方です。

三段飾り
お姫様の侍女である三人官女を含めた五人飾りです。
二段目に三人官女を並べて、三段目にはお嫁入り道具を並べます。

五段飾り
三段飾りに囃子と嫁入り道具をさらに充実させた飾り方です。

七段飾り
陰陽道では、7は奇数で縁起が良く、15人も同様に縁起の良い 数とされていました。
現在主流となっている七段十五人飾りは 戦後統一された形です。

雛人形は誰がいつ買うものなの?

雛人形は、一般的には母方の実家から贈られていたものですが、今では両家で折半するなど様々です。雛人形の購入は、お正月明け早々から2月中旬までには済ませて、ひな祭りの10日前には、雛人形を飾れるようにするのが理想的です。ひな祭りの前日になって慌てて飾ることは、「一夜飾り」といって昔から縁起が悪いとされていますので避けましょう。 雛人形を早めに飾ってお家に訪ねてきた方々と共にお子様の健やかな成長をお祝いしながら楽しむのがベストです。

雛人形は飾り方があるの?

【親王】

檜扇(ひおうぎ)
開いた状態で女雛の両手に持たせてください。

太刀(たち)
男雛の左側の腰と袖の間に差し込んでください。(ひもがついている場合は銅に回して結びつけます)

笏(しゃく)
男雛の右手の親指と人差し指の間に差し込んでください。

冠(かんむり)
男雛の頭にかぶせあごの下でひもを結んでください。纓(えい)は冠の後側の穴に差し込んでください。

【三人官女】

加え銚子(くわえちょうし)
左手を開いている方の官女の右手に持たせます。

三方(さんぽう)
座った官女の両手にはさみこむように持たせます。(なお、この官女の顔には眉毛はありません)

長柄銚子(ながえちょうし)
左手を握っている方の官女に両手で持たせます。

【五人囃子】

烏帽子(えぼし)
ゴムのものとひもで結ぶタイプのものがあります。

脇差し(わきざし)
五人囃子の左腰に差し込みます。

太鼓(たいこ)
左右の手にそれぞれ鉢を持たせ、太鼓を台の上にのせ、お人形の前に置きます。

大皮(おおかわ)
左手に大皮を持たせます。(絵のない鼓)口が開いている人形が使用します。

小鼓(こつづみ)
右肩の上に小鼓をのせます。(絵がついた鼓) 両手の指の間に持たせます。
持たせにくい時は手首が回りますので動かしてください。

扇(おうぎ)
右手に持たせます。口を開いているお人形です。

【随身】

冠(かんむり)
ゴムのものとひもで結ぶタイプのものとがありますが、追い毛が額の横に来るようにつけるのがポイントです。

太刀(たち)
左側の腰と袖の間に差し込んでください。(ひもがついている場合は胴に回して結びつけます)

弓(ゆみ)
左手に持たせます。

持矢(もちや)
羽根の方を下にして右手に持たせます。

背矢(せや)
背中の帯に差し込みます。ひも付きの背矢は胴に回して結びます。

【仕丁】

烏帽子(えぼし)
ゴムのものとひものタイプのものとがあります、頭に被せあごの下でひもを結びます。

台笠(だいがさ)
右手を挙げた仕丁の手に差し込むように持たせます。

沓台(くつだい)
両手を開いた仕丁の両手にはさむように持たせます。

立傘(たちがさ)
台笠と同様に左手を上げて仕丁に持たせます。

雛人形はしまい方があるの?

雛人形は、ひな祭りが終わった後なるべく早くしまうとされていますが、天気が良く、空気が乾いている日を選んでおしまいください。天気の悪い日は、湿気を含んでおりカビや虫食いの原因になります。雛人形を早くしまわないと婚期が遅れるなどと言い伝えられていますが、特に根拠はないので気にする必要はありません。それより長い年月飾る人形ですから、しまい方(保存状態)が重要です。

お祝いのきまりごとって?

意外と知られていませんが、雛飾りにはやってはいけないことがあります。 雛人形の由来でも触れましたが、「お雛様」はひとりひとりの災厄を身代わる風習を引き継いだものです。ですから、雛飾りを姉妹で共有したり、親から子へ譲ることは厄除けという本来の姿から外れ、逆に災いを共有したり、引き継がせることにもなりかねません。「お雛様」はマンツーマンで女性を守ってくれる「一生のお守り」であることを覚えておいてください。 また、これは補足ですが、雛人形はお子さんが実際に手を触れてその子の災厄を移すものです。ですから分別が分かる年齢になったら親子で一緒に飾ったり、仕舞ったりしてください。その中で、物を大切にする心や、送り主である祖父母や両親に感謝する気持ちや、家族の絆を教えていただきたいと思います。人形を壊したり、汚したりしても、それはお子さんの災厄をひな人形に肩代わりしてもらったと考え、お子さんを叱ったりしないでください。 きれいなままの「雛人形」は実はちょっとかわいそうな「雛人形」なんです。

 

福田屋人形店は日本人形協会と全日本人形専門店チェーンの正会員です。
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全日本人形専門店チェーン 正会員

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